NZで受けたヨガインストラクターのコースについて

NZで3週間弱ヨガインストラクターのコースを受けました。内容や感想など書いていきます。

 

 

コースの概要

・Asia pacific yoga  https://asiapacificyoga.com/

・先生:SteveとJoleen 二人とも、本当に自然体で面白くて思いやりや愛にあふれた人です。プラスSteveとJoleenのベイビーいつも笑顔でメンバーを癒してくれました。

・メンバー:6人 少人数でよかった、20代前半から40代の人まで、すごくいい雰囲気の中で3週間過ごせました。

・場所:タウポ (Taupo, North Island) ニュージーランドのアナハタチャクラともいわれているスポットで、NZで一番大きな湖や透き通っている川、温泉などがある場所。2か月くらい住んでいた、お気に入りの場所。大きな湖が見えるすてきな平屋を貸切っての3週間合宿でした。スパプールがついていてそこから星を眺めるのが最高でした。

・費用:3500NZD(当時のレートで28万円くらい)

・期間:3週間

・食事:朝、ランチは自前で夜はいつもみんなでシェア、基本はベジタリアン料理で、ヴィーガンの人がいたので大体ヴィーガンでした。特にイスラエル出身の人が作ったサラダやファラフェルが一番印象に残ってます。毎日本当においしくてヨガのトレーニングしているのに太ったと思う。

 

コースの内容

・ヨガのアーサナ (Hatha, Vinyasa)朝90分

・ヨガ哲学、歴史

・呼吸法

・解剖学

・ポーズの指導方法

  コースの終盤で、一般の人を招いて三人一チームで一時間のクラスを教えた

  最後は、一人で一時間のクラスを作ってチーム内で教えた

習うのみでなくて、実際に教える時間を多く取ってくれたのがよかった。

 

感想

場所、人、内容、食事なにからなにまで全部満足ですごくいい経験でした。

多くのことを学んだことで、自分の中での常識が変わりました。また、自分には何も取り柄がないと思っていましたが、ヨガを教えられる自分にもっと自信つきました。

 

一番大きかったのは、人間関係についての考え方が変わりました。これは、ヨガというより、コースの環境によります。日本で生活していると、目上の人には敬語で失礼のないようにする文化が染みつくと思います。私には日本の教育が染みついていて、先生と生徒の関係性で無意識のうちに上下関係を意識して考えすぎるところがありました。

そもそも、英語は日本語に比べると年齢に関係なくフラットに話せる言語だと思います。それに加えて、SteveとJoleenは年齢や先生・生徒の壁を感じさせず、安心できる環境を作ってくれました。ヨガのコースでは、上下関係はなく9人がフラットな関係性でお互いに教えあい影響しあう関係が築けていたと思います。

そのような中で人間関係の構築を体験し、日本に帰ってきてからも自分のなかで良いと思う人間関係が築けるようになりました。

 

ヨガ哲学も自分の考えを変える大きなきっかけになりました。細かく書きませんが、ヨガ哲学の考え方は、バランスの取れた人生を歩むこと、自分や自分の状況を俯瞰してみることに役立ちます。それをどの程度実践できるかは、日々のヨガ・瞑想の練習を積み重ねることが大事ですが、ヨガ哲学を知っているだけでも効果があると思います。

 

あとは、心・感情・体のつながりについて学んだことはすごく大きかったです。Yogaは’つながり’’調和’という意味で、心・感情・体においてももちろん言えることです。東京で働いていた時はつい頭で考えてばかりで、体やマインド感情を忘れがちでしたが、体をもっと使い始めてから、自分の感情やマインドにいい変化を感じます。

旅やヨガを始めてから、人生をもっと楽に過ごせるようになりました。

 

先生が、心が病んでいるときにはカウンセリングももちろんだが、体からアプローチすることもとても有効で即効性があるのだと教えてくれました。具体的に、このポーズをしたときにはどう感情的には感じるかというのを動きながら学びました。あとは、呼吸と姿勢がいかにその人の感情や生活、人間性を表しているか実践で学びました。

 

これからは、ヨガを通して自分に起きたいい変化を回りに広めていきたいと思っています。